ドレスとともに振り返る『25ans ウエディング』30年の軌跡

『25ansウエディング』の創刊号から今号まで、ウエディング・ドレスの流行はいったいどんな軌跡をたどったのでしょう。この30年間のデザインのトレンドを振り返ってお見せします!

'86 憧れは童話のお姫さま巨大パフスリーブ大流行

‘80年代後期は大きなパフスリーブが印象的な童話に出てくるお姫さま系ドレスが主流。その後パフはどんどん大きくなり、最後にはどこまでがパフなのかわからないほどに…。

パフスリーブは4年を費やして次第に膨張し、とうとう肘の下まで。三角形にカットされた脚絆のような袖口も、大流行しました。

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'93 クラシカルな雰囲気漂うオフショルダーが人気に

ドレスの醍醐味は、なんといってもデコルテの美しさにあり! その魅力を存分に発揮するデザインとして注目されたのが、オフショルダーです。上品で、どこかクラシカルな雰囲気が、花嫁たちに広く支持されました。気になる二の腕をバッチリカバーしてくれるのもメリットのひとつ。当時は「冬のドレスはロングスリーブ」が常識。

'95 ダイアナ妃に続け!英国スウィート大躍進

大きく開いた襟もとに並んだバラ。夢見るようなパフスリーブ。英国調のクラシカルなドレスが突如大ブレイクしました。まさかこの2年後、ダイアナ妃が亡くなるなんて…(泣)。パフスリーブ+可憐なバラで、あなたも私もレッツ・ダイアナ♡。そしてインポートドレスブームの第一弾。英国調のドレスが席巻!

'98 超シンプルVS.超ゴージャス対決

フワフワ系のお姫さまドレスにもちょっと飽きてきたころに登場したのが、シンプルでスタイリッシュなドレス。一方で素材のよさを追求したゴージャスなドレスもまた、高く評価されました。

'01 ベアトップ・ドレスの快進撃、始まる

肩を大胆に出したベアトップの快進撃が始まったのは’01年から。体型を選ばず誰にでも似合うベアトップはゴージャス系からキュート路線までデザインも幅広く、15年経った今も大人気。隠さずに出すことで美しい体型に。「二の腕問題」に悩んでいたぽっちゃりさんを救ったのでした。

'02 バリエ急増!「百花繚乱」時代へ

これまでは時代ごとに、そのスタイルに大きなトレンドがあったウエディング・ドレスですが、’02年を境にバリエーションが一気に急増しました。そのどれもが今もなお花嫁に支持される夢のような時代、いよいよ開幕!

マタニティ花嫁も増加して、Happyの二重奏にふさわしいドレスも注目されるように。

大人の花嫁を中心にシンプルななかに上質&贅沢が求められるようになりました。

シンプルなんだけど、ポイントづかいがキュート。そんな「チョイかわ系」も人気に。

'05 ベアトップ・ドレス独走態勢となる

どんなドレスも選び放題という状況のなか、一気に独走態勢に入ったのはベアトップでした。そのスタイルは完全に定着し、その後、ドレスは長きにわたり「肩を出してなんぼ」の時代に。

後ろ姿にもこだわった360度パーフェクトドレス

「前から見て可愛いのは当たり前。でも後ろ姿は?」と研究を重ねてたどり着いたのが、360度どこから見てもパーフェクトなドレス。優美なバックスタイルは、その後も進化を続けていく…。

'11 キャサリン妃に学べ!ロイヤルブーム到来

2011年4月、英ウィリアム王子と華燭の典を挙げたキャサリン妃。ダイアナ妃以来のロイヤルブームが到来し、彼女が着たウエディングドレスは全世界の花嫁の憧れの的に。

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バックスタイルの進化が止まらない!

全方向対応、どこから見ても完璧なドレスを追求する過程でどんどん進化していったのがバックスタイル。大胆なフリルなどを用いた構築的なそのデザインに花嫁ウットリ♡よりゴージャスに、そして構築的に。でも、なかには座り方に悩むようなデザインも?

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'12 ケイト・モスがお手本!リラックス・モード台頭

花嫁世代のお洒落アイコン、ケイト・モスが自身の結婚式に選んだのは、ビジューの刺しゅうが美しい、軽やかでスレンダーなドレス。これを機に、リラックス・モードのドレスが台頭!

胸下の切り替えからストンと落ちる優しく柔らかなシルエットは、まるで妖精のドレスのよう…。フェアリー系に、注目が集まり始めました。ヘッドドレスは花冠。ガーデンパーティによく似合う、ナチュラルテイストのドレスです♡

'13 ベアトップ独走態勢に異変?デコルテコンシャスが新鮮

2011年のキャサリン妃効果もあるのか、デコルテにレースを配した「デコルテコンシャス」が大注目! 長く続いたベアトップ絶対主義に、陰りが見え始めた模様。

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N.Y.のデザイナー、ヴェラ・ウォンが打ち出したラグジュアリー・マーメイド。ボトムスがひざ上から大胆に広がるグラマラスなシルエットが、日本でも大ヒット!

'14 ドレス・トレンドの聖地へ ついにN.Y.ロケ敢行

今や世界のドレスシーンをリードするのはアメリカ、そのなかでもN.Y.。というわけで、2014秋冬「ドレス」号では、ついにN.Y.ロケを敢行&9つのブランドをピックアップ! ファッショナブルな花嫁花婿が、フォトツアーしながらN.Y.の街を紹介しました。

エターナルドレスとは、流行に左右されない王道のディテールを持つ、正統派のドレスのこと。2014秋冬「ドレス」号では森 星さんが8着を着こなし、一躍注目の的に。総レースのAラインドレスにハイネックのボレロを合わせた、タイムレスでノーブルな一着。

'15 星ちゃんもお似合い!エレ・ゴージャスな花嫁に注目!

そして今、イチオシはエレ・ゴージャス! ドラマティックでインパクトがあり、それでいて上品で美しい…。今、本誌が自信をもって推奨するのは、そんなエレ・ゴージャスなドレスです。果たしてこれを超えるドレスは出現するのか!?

こだわりのバックスタイルのさらなる進化系は、ズバリ「シースルーな後ろ姿」。スキンカラーのチュールにレースを施したこのデザイン、ゲストにおしゃれなサプライズを与えそうです。

ウエディング・ドレスにもトレンドがあり、歴史がある!

ウエディング・ドレス30年分の変遷はいかがでしたか? 
これから先の30年はどんなトレンドが出てくるでしょう。
そのときもまた『25ansウエディング』できっと特集します(笑)。

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撮影/生田昌士〈まきうらオフィス〉 菊地 史〈impress〉 酒井貴生〈aosora〉 林 敏一郎 写真協力/Getty Images ヘア/ RYOJI IMAIZUMI〈SIGNO〉 メイク/三澤公幸〈3rd〉 ヘア&メイク/木暮モエ〈+nine〉 塩沢延之〈mod’s hair〉 スタイリスト/富沢由美 モデル/森 星〈Image〉 ラッセル・マイア〈岡崎事務所〉 Greta〈Donna〉 イラスト/柴芝幸代 撮影協力/EASE Paris PROPS NOW バックグラウンズ ファクトリー 文/井出千昌(『25ansウエディング』30年の軌跡)

25ans ウエディング
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